夕暮れせまる、熊谷駅。
17時前の秩父鉄道に乗って、秩父へ向かおうとしている。
本当は、朝7時前の電車で地元を出発して、
昼間に川越を散策して、今頃は余裕で宿に着いてくつろいでいたはずなのに…。
仕事が忙しくて、午前中いっぱい仕事をして、午後2時過ぎに地元を発って
友人とは、秩父の宿で合流することに…。
夕暮れせまる、秩父鉄道のホームで黄昏ているのさ。
さて、17時前の電車に乗り、1時間ちょっとで秩父到着。
友人達の待つ宿へは、車で5分・歩けば20分の道のり。
どうしようか少し考えて、歩いてみる。
街並みを眺めながら、ちょっといい感じ。
そうそう、部屋飲みの酒は用意してあるのか、友人に電話。
案の定、用意していおらず、コンビニで適当に購入してリュックに詰める。
前半は楽勝ムードだったが、後半はいきなりの登り坂。
ビールやら、チューハイやら、ハイボールやらが入ったリュックが肩に食い込む。
夜、歩く人を想定していないのか街灯もなく真っ暗な道を、トボトボ歩く。
宿に着いたのは45分後……話が違うだろう~!
まあ、そんなこんなで宿に着いて美味しい料理を食べて、ゆっくり風呂に入って
酒を飲んで、語り明かしたとさ。
で、次の日は快晴。
高台なので、非常に景色は良い。
昨夜の露天風呂から見る夜景も最高でした。
朝食を終えて出発。
来た道を、歩いて降りてみる。
皆は、宿の送迎バスで登ってきたからね。
道案内をしながら、下り坂をススーっと降りて、街中をススーと行くと
ちょうど駅まで20分。…なんだよ~、下りが20分かよ~。
秩父駅から、歩いて5分の秩父神社。
秩父神社から、歩いて10分の古い酒屋さん。
店内は、いい味出しています。
つづく。