2017年 04月 01日 ( 1 )

穴を掘る


先日、畑の隅に穴を掘った。

一つは、三角の小さい方の畑の隅に、直径1.5mくらいで、深さ1mくらいの穴。

もう一つは、ちょっと大きめの畑の隅に、縦1.5m×横2mくらいで、深さ1mくらいの穴。

夏に収穫したキャベツやその他諸々の根や、ハコベなどの雑草を畑から取り除いてこの穴に埋めて

そのうえで、畑をトラクターで耕すのだ。


直径1.5mの穴…

もちろんスコップ1本で掘るのだが、畑なので土が柔らかくこの程度ならまあまあ楽勝。

一仕事終わった感でいたら、「向こうの畑も」と。

そうそう向こうの畑もあった。1年ぶりなのですっかり忘れている。

向こうの少し大きめの畑に行って、父が畑の隅に「これくらい」と穴の大きさの線を引く。

縦に1.5mくらい、横に2mくらい…いや、もう少し大きいか。

深さは、スコップの取っ手より下くらい。

うむむ……、こんなに大きかったっけ?

しかたがない、やるしかない。

最初のうちは、土が柔らかいので楽勝だが、掘り進むにしたがって段々と固くなってくる。

ザクッと土にスコップを突き刺して、土を掘りあげていく。

単純なこの作業の繰り返し。疲れてくると休みながら作業する。

重機なんかで掘れば、あっという間だろうけど、もちろんそんな重機は身近にない。

コンピュータでプログラムして、エンターを押すとあとは自動で…なんて言うソフトもない。

ただ、淡々と掘り続ける。

戦後のどさくさで、シベリアに抑留された人たちは、こんな作業を生死の境まで繰り返していたのかと思う。

急に、ロシアが憎くなってきた。

畑の向こう側で休んでいる、父も憎たらしくなってきた(腰が痛くて休んでいるんですけどね)。


ふと、思った。

この穴って、人を埋めるのにちょうど良い大きさじゃね?

人が横たわった大きさと、ちょうど同じ。

いやでも、畑だからまだこんなに掘れるけど、普通の地面なら掘るの大変だなあ。

殺人を犯して、死体を隠すために穴を掘る人の大変さを思う。

穴を掘るのが大変で、中途半端に浅く掘って、死体が発見されたりするんだろうなと、ふと思った。



まあまあ、そんなこんなの春に向けての準備でした。

畑を耕して、種をまいて、なんやかんやして、夏には収穫されるのですな。







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ああ、ごめんなさい。スイカは作っていません…

この畑は、ジャガイモとカボチャです。


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by yagisan123 | 2017-04-01 10:06 | 晴耕雨読への道 | Comments(2)