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骨折顛末記①

●2012年12月27日
 あまりに、忙しすぎた。もうこれ以上は出来ないと心が悲鳴を上げていた。でも仕事はやってくる。年末切ギリギリに外注に出し忘れたサンプル作成を依頼された時、もう未来がそこへ向かって歯車を回していたのかもしれない。体を壊すか、大きな事故を起こすか・・・。
 夕方5時過ぎ、サンプルの版を作る作業をしていた。版を焼き付けて、表の洗い場の水槽に浸して型抜きをする。通路が雨だれの水が凍ってツルツルになっているのは分かっていた。が、もう暗くなったその通路を、走って前のおばさんを追い越して、そのまま足を滑らせ宙を飛んだ。一瞬の出来事。ヒジに鈍い痛みがあった。そっと触れてみると、何も無いはずの場所に変な出っ張りが・・・。ああ、こりゃヤバイぞ。
 責任者に報告して、近所の整形病院へと向かう。ただの打撲である事を祈りつつ。撮ったレントゲン写真を見ると、ヒジの骨が鳥のくちばしのように口をあけている。
 「これは手術するしかないですね。郡山の病院に紹介状を書きます」

●12月28日
 郡山の寿泉堂病院へ。女性の先生で少し不安になるが、プレートを入れてネジ止めするという、このレベルの手術は比較的簡単なものらしい。骨折も割と単純に割れているので治し易いようだ。年末の手術をお願いしてみるが、命に関わる様なものでない限りは、無理して年末にはやってくれない。1月3日入院の、4日手術になる。腕を固定され三角巾で吊ったまま、年末年始を迎える事になった。

●12月29日
 ほぼ一人で、現在の仕事を仕切ってやっていたため、仕事の引き継ぎを含めて出勤。出来る仕事は片手でやり、出来ない事は指示してやってもらう。痛み止めを飲んでいるせいか、大きな痛みもなく、何とかやり過ごす。夜、嫁さんが背中を洗ってくれた、何だかうれしい。

●12月30日
 カレンダーは今日から年末の休みであるが、昨日午後に入ったサンプルの版作成の為に、出勤。(この会社の人間は鬼だ!・涙) 仕事引き継ぎの為、書き置きのメモや、メールを関係各所に送る。
 三男が風呂の介助を。腕がむくんでパンパンになってるうえに紫になってるのを見て、三男思わず「おっ!」っと声を上げる。自分でも見てびっくり。このまま腫れていって紫のままだと、ドラえもんの手になってしまうんじゃないかと心配になった。

●12月31日
 やっとの休み。墨彩画の発表会の絵の仕上げにかかる。年賀状は・・・まあ、いいや。
 何だか疲れて、紅白も観たか観ないか定かでないまま、ソバも食べずに寝てしまった。
 なんだかなあ。今年後半は仕事に追いかけれていたなあ・・・。 
 

by yagisan123 | 2013-01-20 22:24 | 日記 | Comments(0)