えー
先生の触診が終わって、若干首をかしげている様子。
「・・値は高いんだけど、触診は問題ないね。念のためMRIで見てみようか」
「はい」
(おお、何か本格的になってきたぞ)
日を改めて、MRI受診のために病院に行く。
受付を済ませ、1階の受診室へ。受付表を渡すと、いくつかの注意事項が…
その一つが、メガネや金属の物を外すこと。
メガネやベルト、そして指輪やヒートテックの下着なんかもダメ。
左のひじに数年前の骨折の際に、金属が入っているがこちらはOK。
受診室内の更衣室で、メガネや時計や指輪を外し、検査用着に着替えて順番を待つ。
狭い空間で、じっとしていなければならない。大丈夫か?
しばらくして名前を呼ばれる。
行ってみると、あのテレビなんかで見る、細長い機械が。
なんかカッコいいぞ。不安と期待でドキドキ。
耳栓をして、さらにヘッドホン(音を遮断するため)そしてアイマスク。
そうそう、すごい音がするらしい。
ベットに横になって、検査しない部分にはカバーをして、スタンバイOK。
スタート。
ベットが動いているのか、周りを囲む機械が動くのか分からない。
しばらくして、ドッ・ドッ・ドッ……という重低音が。
耳栓をしているので、そんなに不快感はない。
バリバリという音が、遠くから聞える。
聞いているうちに、遠くに聞える騒音が心地よくなってくる。
重低音が、ドラムの音になってリズムを刻んでくる。
幕が上がり、ドラムに歓声が混じる。
おっ、これはハウンドドックのフォルテシモ。
そして次は、レーザービームが飛び交い、エレクトリックな音楽が。
ああ、perfumeだ!
こぶしを振り上げ、ノリノリに。
(あくまで脳内イメージです、ヘッドホンからは音楽は流れていません・笑)
こんな検査なら、いつでもOK!
でも、検査料金はちょっと高い!
そんな、15分間でした。
また後日来院して、検査結果は問題なしという事でした(ホッ)
50代の初体験②
でした。