昨年の3月10日は、長男の結婚式でした。
最後の両家代表挨拶のプレッシャーのため、式自体を楽しめなかったのが今でも心残り。
例えば披露宴前の両家の親族紹介の時に、ウチの奥さんが岩手県の久慈出身なので
「あまちゃん」ネタで、場を盛り上げるとかねえ……しようかと思っていたんだけど。
朝からの緊張のあまり、普通に親族紹介をしてしまった。
結構和気あいあいの和やかな結婚式だったので、それくらいはやっても良かった気がする。
それから最後の両家挨拶でも、もう一言付け加えようかと思っていたんだけど
挨拶の言葉を長くすると、間違える可能性が高まると思ってしなかったんだけどねえ……
そんな追加の一言を、この場を借りて。
『…今日3月10日は、震災後満7年の節目の日となっていますが、
長男達が、その日を意識してこの日を選んだとは思えず
たまたま、3月の休日の縁起の良い日がこの日だっただけだと思います。
遠方からのお客さも多く、こちらに来てほとんど問題なく復興されているのが分かってもらえると思います。
もちろん、まだまだ復興の遅れている地域もありますが。
「震災の記憶を風化させてはいけない」という言葉を聞きますが
福島に関していえば、震災のイメージは余りにも悪く、
正直言って「震災(原発事故)があったことは忘れてほしい」がワタクシの本音です。
そのうえで、T(長男)とS(嫁さん)の故郷だと思って、この福島に遊びに来てほしいと思います。
春は、三春の滝桜……休日は混むので、近寄らない方が良いですが。
秋は、裏磐梯の紅葉が素晴らしい……これも混むので、車の方は早めの行動を。
冬は、スキー場が多く、スキー・スノボーが楽しめます。雪まつりも素朴で暖かいですよ。
9月の会津の藩侯行列には、女優の綾瀬はるかさんが毎年来てくれています。今年参加するかは分かりませんが。
温泉もたくさんあります。
まあ、そんな自然いっぱいのTとSの故郷福島に、ふと思いついたらノンビリと来てみてください。
本日は、ありがとうございました。』
書いてみたら、意外と長くなってしまった。
言わなくて正解だった気がする。
花見山。